【感想】9話 無残帳の巻 TVアニメ『どろろ』 どろろの過去を彩る赤い曼珠沙華

急な発熱(三日闇)にかかったどろろは朦朧とする中、赤い花の曼珠沙華(まんじゅしゃげ)を見て両親と過ごした優しくも苦しい記憶を思い出す。

人って弱くなると弱くなる

つい最近というか、現在進行形でインフルエンザの毒牙にかかっています。 高熱・身体の痛み・鼻詰まり・喉の痛みの包囲網が僕に襲いかかってきて、文字通り「死人」でした。 大分、容態も良くなったのですが、外出禁止のドクターストップもあり、寝ては起き…

【感想】(3月6日追記)8話 さるの巻 TVアニメ『どろろ』 生贄の姉を助けるのは悲しみを知る3人

相も変わらず「言葉」での会話はしない百鬼丸。どうにか喋らせようと奮闘するどろろの姿が健気で可愛い。硫黄の匂いが充満する山中で、生贄となってしまう姉を助けようとする狼の衣を被ったさるに出会う第8話。

【感想】(2019年2月24日追記)映画 『THE GUILTY/ギルティ』 聴覚と思考の2つの世界が見せる傑作

「人間が聴覚から得られる情報はわずか11%」そんなキャッチコピーに惹かれた。 電話からの声や音で物語が展開していくサスペンス映画。試写会組のネタバレなしの感想がTwitterのTLに流れ込んでくる。どの感想も「頼む。見てくれ。」という強い思いを感じた…

【感想】(2019年2月27日追記)7話 絡新婦の巻 TVアニメ『どろろ』 人と妖の愛の逃避行

種籾(たねもみ)を握り歩く。前より人間らしい顔つきとなった百鬼丸。少しでも励まそうとして、笑わせようとするどろろ。2人は人攫いが起こる村に訪れる第七話。 どろろOP 女王蜂「火炎」 百鬼丸の顔つきが変化してると思うのは僕だけ?

本を読みたいけど、続かない人へおくる『読書メーター』 ~おすすめ短編集を添えて~

小説を読むのは、一種のVRだ。 文字が僕らの脳に、無限の世界を与えてくれる。 サプライズや感動、どこか考えさせられるといった多様な感情を僕たちにぶつけてくる。 テレビを例とするなら、予算やキャストといった問題は一切ない。登場人物は描写や自分の脳…

【感想】(2019年2月20日追記)6話 守り子唄の巻・下 TVアニメ『どろろ』 百鬼丸が見たミオの魂の色は透明だったのか

夜のミオを見たどろろ。そして、痛み分けとして『右足』と『声』の等価交換をした百鬼丸。何かを得るには、何かを失うしかないのだろうか。未来を求め、戦い続ける第6話。

職場でのカラオケを避け続けた隠れオタクがおすすめする一般ウケ曲

カラオケほど、楽しさが一緒にいる人に左右されるものはない。 一般曲が歌えない隠れオタクが職場のカラオケに参加してしまった。 ドラマ版『トクサツガガガ』で、特撮オタクゆえにカラオケの歌う曲がない仲村叶の状況と同じでは?と楽しむ感覚があったのは…