仕事終わりダッシュ
それは、欲望への近道。
遊びはもちろん、面倒な仕事からおさらばする正当な理由かつ正義。
特に、職場から離れている人ほど、早く職場をでることで家に帰る時間が早かったり、余暇の確保。まさに生活の質の向上。
日頃のランニングやトレーニングは僕の足を軽やかに自由への走りを支えてくれる。
そう、仕事終わりダッシュは良いことだらけ。
しかし、仕事終わりダッシュは大きく二つに分かれると僕は思う。
前者は上述でも書いた楽しいことへの「正の仕事終わりダッシュ」
後者はやらなければならないことや本人が不本意ながらも行動すべき状況である「負の仕事終わりダッシュ」だ。
今回走ったのは、「負の仕事終わりダッシュ」。
理由としては、現在進行形で、体調がよろしくない。
そのため、病院で診察を受け、薬を飲んで、週末のために英気を蓄えなければならない。
しかし、僕の置かれている状況としては、土曜日はもちろん休日を潰したくないし、病院に行くにはスケジュール的にも、今日しかなかった。
職場からいつもお世話になってる病院までの時間は、最短1時間。
そして、仕事終了後(残業なしの場合)から病院の受付までの許された時間は1時間。
つまり、自己べストを達成するタイムアタックゲームに挑戦しないといけない状況。
ゲームクリアにはノー残業+最短最速移動の2つが欠かせない要素となってくる。
ここに、体調が悪いパラメータが乗っかってくる。
戦いは、仕事が終わってからでなく、仕事がはじまった瞬間から、開戦する。
残業をしない立ち回りはもちろん、お昼休みには、昼寝で体力を養う。
そんな調整を兼ねて、やっとタイムアタックのスタートラインに立った。
特に今回の最大のポイントが職場から駅の道のりだ。
道のりとしては、徒歩10分。走れば5分。
仕事が終わり6分後の電車に乗車出来れば、病院の受付が完了できる。
僕の職場から駅にかける許された時間は、6分。
走る際には5:18秒で終わる映画『Baby Driver』の代表曲bellbottoms(Jonathan Richman & The Modern Lovers)を脳内iPodがかけ、5:18の曲の間走りぬけた。
bellbottoms流れてかっこいいベイビー見れるので、公式プロモーション良き
ColumbiaPicturesPhilsより
そして、曲が終わるころには、僕の目の前に電車が到着した。
タイムアタック達成。恐らく、自己ベスト更新。
まぁ、「負の仕事終わりダッシュ」は正よりも、疲れた。楽しい走りではない、メンタル的に楽しくないし、今回は余裕がなさすぎる。
早く寝て、元気にならなければ・・・!
Baby Driver (Music From The Motion Picture) CD, Import