本を読みたいけど、続かない人へおくる『読書メーター』 ~おすすめ短編集を添えて~

小説を読むのは、一種のVRだ。 文字が僕らの脳に、無限の世界を与えてくれる。 サプライズや感動、どこか考えさせられるといった多様な感情を僕たちにぶつけてくる。 テレビを例とするなら、予算やキャストといった問題は一切ない。登場人物は描写や自分の脳…

【感想】(2019年2月20日追記)6話 守り子唄の巻・下 TVアニメ『どろろ』 百鬼丸が見たミオの魂の色は透明だったのか

夜のミオを見たどろろ。そして、痛み分けとして『右足』と『声』の等価交換をした百鬼丸。何かを得るには、何かを失うしかないのだろうか。未来を求め、戦い続ける第6話。

職場でのカラオケを避け続けた隠れオタクがおすすめする一般ウケ曲

カラオケほど、楽しさが一緒にいる人に左右されるものはない。 一般曲が歌えない隠れオタクが職場のカラオケに参加してしまった。 ドラマ版『トクサツガガガ』で、特撮オタクゆえにカラオケの歌う曲がない仲村叶の状況と同じでは?と楽しむ感覚があったのは…

特撮のDNA 〜怪獣王ゴジラが僕らの心をこれでもかと進撃する〜

東京都 蒲田に再びゴジラがやってきた。 『シン・ゴジラ』をはじめ、今までのゴジラの撮影品やスーツの展示、圧倒的物量で怪獣特撮に迫る品々。 その名も「特撮のDNA」

【感想】(2019年2月14日追記)5話 守り子唄の巻・上 TVアニメ『どろろ』 聞こえる世界の苦しみを叫ぶのは

盲目にしか見えない魂の炎の色だけだった人や自然に音がつき、情報の波に溺れる百鬼丸。 そんな百鬼丸がどこか、耳に心地良さのようなものを感じる音源に近づく。そこにはミオがいた。 百鬼丸とミオの出会い、苦しみ、光を求めるも重たい第5話。 第6話の感想…

【感想】2019年 最初が大事な1月の読書記録とおすすめ本

2019年からやりたいことの一つに、読んだ本の記録をつけたいと…! そんなことから始まる記念すべき第一回。 毎月の読書記録と併せて、その中のおすすめしたい本を紹介したい。 最初に今回のおすすめ本。次に読んだ本の簡易感想です。

【感想】4話 妖刀の巻 TVアニメ『どろろ』 雨と悲しみの鶴の二重奏

雨宿りをするどろろとは対照に、どこか雨を感じている百鬼丸。 顔の皮膚と感覚を取り戻した、はじめての雨粒なのだろうか。 同じ場所で、戦に行った兄が戻るようにと祈る行商人のお須志。 突然、百鬼丸は赤い炎の悪意を感じる。 眼前にあったものは切り捨て…

【感想】3話 寿海の巻 TVアニメ『どろろ』 贖罪の寿海と百鬼丸のルーツ

強烈な色彩で描かれる寿海の暴虐さは、主君の命令とあれど敵も己の心をも切り刻んでいた。 そして、妻と思われる人物を戦でなくし我に帰り、海に身を投げる寿海。 白黒の色彩を過去で表し、現実をカラーで表す『どろろ』第3話。 百鬼丸と弟子のカナメが寿海…