特撮

【感想】『シン・仮面ライダー』 仮面をつけた人間は何を映画で伝えたかったのか

途中から映画『シン・仮面ライダー』本編及び関連作品のネタバレを含みます。(その際には分かるように注意文を記載しています) 前提として僕は仮面ライダーシリーズを昭和から現在の令和までテレビシリーズ、石ノ森章太郎氏の原作漫画『仮面ライダー』をちょ…

【感想】『大怪獣のあとしまつ』 公開初日に鑑賞した人間によるレポート(ネタバレあり)

「怪獣」とは映像作品で創作した、怪奇な巨大な動物。そんな1900年代の日本で生まれた怪獣はゴジラやウルトラマンをはじめ、様々な作品が生まれてきた。そこに一石を投じたのが本作品である『大怪獣のあとしまつ』だ。この作品は怪獣を倒すという王道でなく…

【感想】仮面ライダージオウの瞳は平成に何を見たのか

僕たちは祝い続けてきた。 刹那的な今を生きる仮面の戦士たちの姿を追い求め、一つの枠に収まらない新たな戦士が生まれる度に喜怒哀楽の感情をぶつけ、また一年間見守るというサイクルを繰り返してきた。 そもそも平成ライダーとは最初から呼ばれたものでは…

【感想】『SSSS.GRIDMAN』展 in アリオ橋本 レポ

円谷プロダクションのウルトラマン関連のイベントがよく開催されるアリオ橋本。 次に選ばれたのは、『SSSS.GRIDMAN』だった。 つい先日、『UNION』のMVが発表され、本編終了後もまだまだ僕らのSSSS.GRIDMANは続いていく。 では、レポ書いていきます。

【感想】鎧武を再構築し、変身する舞台 『仮面ライダー斬月』 -鎧武外伝- レポ

2020年6月14日更新しました。 約6年の時を経て、再び誰もが運命の荒波と戦い、未来を掴むライダー戦国舞台の幕が上がる。めちゃくちゃ面白かった。リアル呉島貴虎さん足長いし、なんだあのスタイル良すぎな人。目の前での殺陣や随所の表現に心が奪われる。大…

「UNION」のMVがSSSS.GRIDMANの実質第13話だった ~新条アカネの心が救われた後日談~ 

新条アカネを仮想世界から救った後が、垣間見れる「UNION」のMUSIC VIDEOが【mora】から先行配信された。長かった…。逃避していた新条アカネが六花たちから後押しされ、現実に覚醒した後の物語がやっと見られる。第12話のラストカットから始まるUNIONのイン…

特撮のDNA 〜怪獣王ゴジラが僕らの心をこれでもかと進撃する〜

東京都 蒲田に再びゴジラがやってきた。 『シン・ゴジラ』をはじめ、今までのゴジラの撮影品やスーツの展示、圧倒的物量で怪獣特撮に迫る品々。 その名も「特撮のDNA」

【感想】多々良島ふたたび 7人の怪獣が織りなすウルトラアンソロジー小説

初代ウルトラマンやセブン、平成ウルトラマンやウルトラQをはじめとする本編の続編や作品の番外編を匂わせる作品たちに心が躍る。 各挿絵も物語に色をつけ、読者を引き込む。 知らない怪獣はGoogle先生が大抵は教えてくれることもあり、描写の手助けをしてく…

隠れ特撮オタクが職場の同僚にバレないようライダー映画を見る

『仮面ライダー平成ライダージェネレーションズFOREVER』を公開初日の初回を予約した直後に、隠れ特撮オタクにとって危機的事態が訪れた。 職場の同僚 「いや~今度公開するライダーの映画、初日の初回の時間に予約したんですよ」

ネタバレVS隠し通す映画広報

ネタバレとの戦いは避けられない。 (2019/01/24更新) 現代のSNSやインターネットの情報社会、映画館内での会話等を含めると危険は多い。 先日、『仮面ライダー平成ジェネレーションズFOREVER 』のマイナビニュースによるネタバレがあり、ちょっとした話題…

【感想】(2019年3月13日追記)12話(最終回) 覚醒 SSSS.GRIDMAN 君を救いにきたヒーロー

アカネを救ったグリッドマンはハイパーワールドに帰り、アカネが現実に覚醒するという物語でエンディングを迎えた。 もしかしたら、続編や映画もあるが、個人的には新条アカネの物語として完結しているため、この終わりが良いと思う。 しかし、残った謎に関…

【感想】仮面ライダー平成ジェネレーションズFOREVER あなたの仮面ライダーはここにいる 

// 空っぽの星から始まった平成ライダーが繋いできた物語は、どこに向かうのか。儚くも消えてしまうのだろうか。 だが、僕らの仮面ライダーがそこにはいた。当時の仮面ライダーが出演しているのではなく、僕らの記憶の中にある平成ライダーがいた。今回は特…

【感想】11話 決・戦 SSSS.GRIDMAN 日常というベールを剝がした世界と僕らの役割

// アカネに刺された裕太ことグリッドマン。 リセットされない世界の中、再生怪獣たちが街を蔓延る11話『決・戦』。 「SSSS.GRIDMAN 第11回 決・戦」ご視聴ありがとうございました。脚本:長谷川圭一さん 絵コンテ&演出:中園真登さん 総作画監督:坂本勝さん …

【感想】10話 崩・壊 SSSS.GRIDMAN 終わりのはじまりとグリッドナイト

// 終わりのはじまり。いきなりフルパワーグリッドマンというのも、特撮あるあるで負けたりしがちで、どこか暗雲が漂う。 そんな雰囲気のSSSS.GRIDMAN 10話『崩・壊』

【感想】9話 夢・想 SSSS.GRIDMAN アカネにとって最適化された夢とパワードゼノン ネタバレあり

// あれ、今回は9話のはず… 僕は1話を見ていた、いや違う。 本当の1話で裕太が記憶喪失直後に会うのは、アカネではなく、六花だ。 今回は、裕太、内海、六花らがアカネにとっての最適化された夢の世界に送り込まれる。その夢に誘うのが、今回の怪獣。

最短7話で振り返る「電光超人グリッドマン」履修コース ~SSSS.GRIDMANをより楽しむために~

// SSSS.GRIDMANの原作を知っていたのが、もっと楽しめるのでは? そんな疑問から早すぎた原作の『電光超人グリッドマン』の全話視聴が開始した。 今作と原作に明らかな繋がりがあり、物語にも少なからず関わってきそうな匂いがしている。

【感想】8話 対・立 SSSS.GRIDMAN フルパワーグリッドマンと揺れる六花 ネタバレあり

// だんだんと、一週間が待ち遠しくなる。SSSS.GRIDMAN第8話は文化祭を背景に、登場人物が対立する。 対立関係や新世紀中学生やアンチやらいろいろ語るのですが、先に今回の「フルパワーグリッドマン」について。

【感想】7話 策・略 SSSS.GRIDMAN 世界(ワールド)とアレクシス

// 原作の「電光超人グリッドマン」が戦う世界はコンピューターワールドが基本である。 前回6話の怪獣少女アノシラスの「つつじ台が生まれるもっと前からアカネの行動を見ていた」発言から、今の裕太たちがいるのはコンピューターワールドという そして、SSS…

【感想】SSSS.GRIDMAN 後半戦に向けて前半戦(1~6話)の考察

// 1993年生まれのあのヒーローが90年代オタクに向けて、特撮とアニメのハイブリッドな熱い作品をぶつけてきた SSSS.GRIDMAN 記憶喪失の高校生の響裕太ことグリッドマンが、街や人がリセットされてしまう世界で、戦う物語。 怪獣以外の描写がリアルに描かれ…

【感想】仮面ライダー冬映画予告の期待と不安  ~仮面ライダー平成ジェネレーションズ FOREVER~

// 空っぽの星から、19の大きな歴史が描かれ、そして、記念すべき20番目のジオウという物語が執筆されている。しかし、その歴史が何もない偽の世界に変わろうとしている。仮面ライダー恒例になった「冬映画」枠の今回の物語だ。

【感想】 小説 仮面ライダーエグゼイド  マイティノベルX

// マイティノベルX! 上級(オタク)プレーヤーに送る新たなゲームが今作における小説です。 TV、映画、Vシネマ、Blu-ray特典映像、トークショーにおけるヒーローショーまで、あらゆる媒体での「仮面ライダーエグゼイド」を触れた者に推奨される小説です。 …