ロケット・ラクーン(MARVEL)が好きすぎる

アベンジャーズ。それは十年前なら、まだニッチな層にしか伝わらない言葉だった。時は流れ、鉄を身に纏った誰よりも平和を望んだ者や心身共に高潔な諦めない男、地球外で戦う荒くれ者が集まり、宇宙を救うチームの物語が公開されてきた。そのおかげもあり、「アベンジャーズ」という単語は、マーベル作品のヒーローを指すという認知が、市民権を得るまでに広く知れ渡った。そして4月26日に物語に一旦のピリオドが打たれる。

 

そう、『アベンジャーズ/エンドゲー厶』が公開される。

出典:ディズニー・スタジオ公式YouTubeアカウント

 

この映画が公開されれば、恐らくエンドゲームの話題が少なくともネット上で持ち切りきになるはずで、嬉しい悲鳴です。その作品に出演するあるキャラクターが大好きなんです。タイトルで既に出ちゃってますが。公開前に、なぜそうまでして好きなのかを言語化して再認識した上で、エンドゲームを楽しみたいし、あいつの素晴らしさを知ってもらいたい。

 

 

ロケット・ラクーン(MCU)

MCU(Marvel Cinematic Universe)シリーズの映画に出演しているアライグマ。

ここで言うロケットはMCU版です。コミック版でないです。

  1. 改造され、人間のように行動ができるアライグマ
  2. 武器や乗り物の扱いが長け、めちゃくちゃ強い
  3. 口がめちゃくちゃ悪いけど、実は寂しがり屋

ひょんなことから集まったガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのチームの一員。ロケットを話す際に、グルートの存在を語らずにはいられない。木で体が構成されていて、喋れる言葉は「I am Groot.」だけ。でもその言葉には多くの意味が込められていて。可愛いらしくも、芯のある強さが素敵なキャラクター。

ロケットが好きすぎて、携帯の待ち受けにもなってたり、東京コミコンでは、ツーショット写真も撮ったりと気づいたら好きになっていた。

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出演作品

Vol.2(リミックス)のオープニングのはじまりが映画オープニングの中でも最初から魅力たっぷり。

出典:ディズニー・スタジオ公式YouTubeアカウント

これ以降上述した3作品のネタバレが含まれます 

 

強く惹かれる訳

喋れば、悪口。行動すれば悪戯。でもその行動の裏には素直になれない寂しがり屋なとこがあって。そこが最高に惹かれるんですよね。なぜ好きかと言うと、理由はロケットに共感できるからだ。

特に寂しがり屋を隠すように振る舞うとこに強く共感する部分があって。

 

特に顕著に表れたのはガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:Vol2(リミックス)のロケットらがヨンドゥと共にピーター・クイルを救いに出るシーンです。

そもそもヨンドゥは、自身が幼い頃に両親に売り飛ばされたにも関わらず、若気の至りで幼い頃のピーターを誘拐した人身売買に手を出した。そして所属していたラヴェンジャーズを追放された。

でも不器用なりにもピーターを気にかけていた。そんな彼が仕方なくピーターを助ける素振りを取るロケットの心を見透かすように、「お前は俺だ」と。ヨンドゥ自身もまた、ロケットのように孤独を感じていて、同じ気持ちを持つからこそ通じ合った一匹と一人と小さいグルートでいて。ロケットが孤独を隠して、仲間思いなとこが魅力的に描かれている。

その後の最後になると分かっていて、ロケットが、ピーターを救いに行くヨンドゥに言った「クソッたれ”ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーにようこそ」は互いに何かを失った同士が集まるチームの一員ということが明言化されたシーンは思い返すと前がぼやけそうになる。

 

僕自身も寂しがり屋だと悟られなように、気丈に振る舞うとこがあるので、まるで自分のように感じれたとこがロケットが好きな最大の理由だ。

(でも、仲が良い人にはバレてそう…。こんなこと言うと構ってちゃんみたいで気持ち悪いな…。)

まるでロケット≒自分自身のように感じていて。それはロケット以外のアイアンマンやソーをはじめヴィランを含め、誰もが何かのキャラクターに共感や「この物語は、僕のためにあるんだ」という一体感を得られるのが、MCUの魅了の一つだと考えています。

 

 

エンドゲームでのロケットの立ち位置

寂しがり屋なロケットはインフィニティウォーのラストの沈黙の指パッチンお別れの際に、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー前から一緒だったグルートが目の前で消えてしまう。その「I am Groot.」に込められた意味は、「父さん」という意味が込められている。さらには、我々映画を見た人はガーディアンズ勢の生き残りが悲惨にもロケットだけという悲しい事実を知っている。

 

 

エンドゲームで彼は、その事実を知ってから、サノスにアベンジ(復讐)するかも気になる部分だ。個人的には、今回彼が予告映像でローディのウォーマシンの肩に乗っており、互いに銃火器を扱うキャラの組み合わせが楽しみ。

「肩に乗る」というのは、ロケットの中では重要な要素だと考えていて。

1では、グルートに、2では、逆にベイビーグルートを自身の肩に乗せた。インフィニティウォーでは、ソーの肩に。ロケットが肩に乗るのは、その人に対しての信頼の表れだと考えていて。素直に信頼していると言えない、彼なりのコミュニケーションの一つなのかもしれない。

 

   

改めて言うが、素直じゃなくて。寂しさや優しさを隠したロケットが好きだ。もちろん、戦闘での頼もしさも憧れるし、違うキャラ同士のやり取りも見ていてユーモアに溢れる。そんなロケットが動く姿を再び見れるのが楽しみだ。

 

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