オリエンタルラジオ 中田敦彦は、僕と正反対で、表現が上手な人だと思う。
だから、参考にしようと「僕たちはどう伝えるか」を読んだ。
中身としては、「最初は重要だ、伝えたいこと以外は削ぐ、プレゼンは自信のある姿が重要だ」等々とありきたりなことが書かれている。
ぶっちゃけ似たような本はごまんとあるはず。
しかし、なぜか本を買ってしまった。
逆にこれならば買う人は多くないだろう。
本の帯を外すと顔がない、余白が多い絵になる。(オリエンタルラジオ表記もなし)
題名や中身が気になったのではなく、オリエンタルラジオの中田敦彦だからこそ購入意欲が湧いのだ。
この本は、僕に、君のために、30分で読破できると謳っている。その通り30分以内に読み終えた。
当たり前の内容といえばそうなのだが、中田敦彦が言っていると、説得力がある。
それは、本の中でも伝えているように、伝える内容よりも、どう伝えるか(HOW)と伝える人の魅力(WHO)という裏付けがある。
このHOWとWHOに沿って、どう伝えるかを必要な言葉のみで書き記し、僕らに問いかけてくる。
僕はエスコートと会話を読む「優しい誘導尋問」の章に興味を持った。
相手に情報を伝え、「間」を読んで問うことを中田敦彦を通じ、心に留めたのだ。
この本の最後に課された僕なりのプレゼンがこの記事なのです。
本の帯でも楽しませようとする作品はこちらもあるので、是非帯を動かしてください。