書かなければいけない罠から抜け出すために

ブログをはじめてから、映画や本、特撮、日常について書くことを続け、約半年近くが経ちました。空いてる時間を見つけては、チマチマと書いています。

 

ただ、最近思うことがあります。

作品を楽しむためにはじめたブログなのに、作品を見た後に書かなければという強迫観念に苛まれていること。

 

見たから、記事書かないといけない。新しい話が待ち遠しいと同時に、「ああ、また作品の感想書かないといけないなぁ…」といったくだらない感情に支配されます。

それに気づいたのは、TVアニメ「どろろ」の感想記事を書いていたときです。

作品自体は毎週楽しみで。でも見てるときにメモを取ったり、見終わった後に「早く書かないと見てもらえない」といった気持ちに気づきました。

毎週ストレスフルな自分がいて。

さらに悩んでる時間が勿体無くて。そんな時間あったら、遊んだり、美味しいご飯や本もたくさん読める。

 

じゃあ、なぜ感想記事を書くのかと思います。

脳内の考えも、一度別の紙媒体や電子メモにすると気づいたりすることありませんか。

それと同じで、感想を書いてるときに作品の良さに気づいたりして、より作品を楽しめる。これが書く最大の理由です。

その理由ならば、先述の作品も書いてみれば楽しめるんじゃ?

しかし、作品によって僕の気分がノラない。

SSSS.GRIDMANは最終話まで書けたので、結局は気分なんだと思います。

たぶん毎週更新の作品だと、テンションが最後までもたないというのも原因ではありそうですが。映画や本は書ききれるので。

 

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だから、書くことに対して、マイナスな感情があるのなら書かなくていいんだ。

書きたくないけど、自分のブログのためのコンテンツ充実のために書いた記事ほど反応もあまりないし、何より書いてるときの自分自身が楽しくない。

 

もう一つ、この記事を書こうと思った理由の一つに、僕が書いた舞台『仮面ライダー斬月』の感想記事をとても面白いと言ってくださる方がいました。素直に嬉しかった。書きたくて書いた感想記事が一人にとってのエンタメとして楽しんでもらったことが、踊り狂うほど嬉しかった。

書いていて良かったなって。

 

ブログのために楽しむのではなく、作品を楽しむ延長線上にブログがあるのが一番なんだ。

少なからず、GoogleアドセンスやAmazonアソシエイト等で収益が発生してからはそのことを忘れてしまっていた。検索ワードや流行を気にしたりと。僕も承認欲求の塊だ。

変にストレスを感じるなら、書かない。

自分が書いて、楽しくて、さらにそれを読んでくれた人が楽しい。それが一番幸せな世界だ。その分難しいかもしれないけれど。

楽しさを忘れないよう、これからの記事を楽しんで書いていきますか。

 

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